いろいろな対策をして頑張っているけど加齢臭がなかなか取れない。。。
効果的なボディソープを使って、毎日洗濯に気を遣って、
そこまでやってもまだ加齢臭が臭うなら、根本的に食事から見直したほうが良いかもしれません。
あなたの食生活は偏っていませんか?
ちゃんとバランスを考えていますか?
何が原因?その加齢臭は食生活にあるかも!
体臭には様々なニオイがありそれぞれの原因がありますが、加齢臭に関してはノネナールと呼ばれる物質が原因で漂ってきます。
そのニオイは周囲に強い不快感を与えることから”スメハラ(スメルハラスメント)”と呼ばれていて、現代では”セクハラ””パワハラ”と並ぶハラスメントと言われています。
ハラスメントとは「嫌がらせ」のこと。すなわちニオイによって他人に嫌がらせをしているってことです。
一般的にロウソクのようなニオイと例えられることが多いのですが、あなたはそのニオイ分かります?
これって本人も気付いていないことが多いんですよね。
何が加齢臭なのか分からないって方もいるのでそんな方はこちらの記事をどうぞ。
加齢臭は40代以降の男性に多く見られる”加齢によって起こる”体臭なのですが、若い年代でも、そして女性でも臭う可能性はあるのです。
毎日の仕事が忙しい、不規則な生活をしている、飲みに行く機会が多いなど、そんな毎日で疲れている時って自分から何かニオイが発していると感じません?
確かに疲れからくるものも体臭の1つの要因です。
ですが、根本的な問題は「食生活」にあることを知っておきましょう。
食事で考える加齢臭対策
「体臭」。私達の体から臭う体臭の元は全て食べ物が原因となっています。
もちろんそれは加齢臭も例外ではありません。
なんとなく感じているでしょうが「控えなくては・・・」と知りつつもついつい食べてしまう物ってヤバいかもしれません。
反対に健康や栄養を考えて食べている物の中にも体臭に強く関係し加齢臭の原因となる物もあります。
そこを理解したうえで適度な量を摂ることが大切な事と言えます。
では、どう対策していくのが良いのでしょう?
基本的に押さえておきたいのはこの2つ。
✔”ニオイを抑える成分”となる食材を摂り入れること。
この2つに注意していけば加齢臭は改善していきます。
しかし、ニオイの成分となる食材にも大切な栄養素が含まれているのでこのバランスを取るのはけっこう難しい。。。
でもこれは加齢臭に限らず健康的な食生活にも通じることです。
努力する価値はありますので面倒と思わずに努力して食生活を見直していきましょう。
それでは何が「良くない食べ物」で何が「良い食べ物」なのか?
これから具体的に見ていきましょう。
加齢臭対策 良くない食べ物・良い食べ物
食事で考える加齢臭対策で大切なポイントは大きく分けて2つ。
①酸性の食品を控えアルカリ性の食品を摂る
私達の体は弱アルカリ性に保たれることが理想ですが、酸性に傾くことで体調が変化しニオイ成分が発生しやすくなります。
意識して酸性の食品を控えアルカリ性の食品を摂ることで体のバランスが保たれ体臭も治まってくるでしょう。
③抗酸化の食品を摂る
加齢臭は皮脂腺から出る皮脂が活性酸素により酸化されることで生じるニオイです。
抗酸化作用のある食品を摂ることは加齢臭予防に効果的と言えるでしょう。
酸性の食品をなるべく控えてアルカリ性の食品を積極的に食べること。そして抗酸化作用のある食品を食べることが大切。
では、このことから加齢臭に影響する「良くない食べ物」そして改善できる「良い食べ物」とは。
良くない食べ物
まずは良くない食べ物。酸性の食品を食べ過ぎると私達の体は酸性に傾き体調が変化しニオイ成分が発生しやすくなります。このことは加齢臭のみならず体臭全般、そして健康にも影響を与えます。
【酸性の食品】
酸性の食品は主に動物性の食品が多いです。
魚介類(マグロ、エビ、タコ、カキ、ウナギなど)
穀類(米、パンなど)
その他(卵、チーズ、バター、砂糖、ビール、日本酒など)
肉類は豚肉・牛肉・鶏肉など、魚介類はマグロなど赤身の魚、穀類は米・酢・小麦などたんぱく質を多く含む食品が酸性食品の傾向となります。
チーズやバターなどの動物性脂肪は血中のコレステロールや中性脂肪に影響して、摂りすぎると過酸化脂質が増加しノネナールを作り出す手助けをしてしまいます。
アルコールは発汗作用もあるため臭いの成分を多く含んだ汗が増え体臭を強くします。
血や肉など体の重要な要素を構成する栄養素のタンパク質を摂ることは大切なことです。しかし、過剰に食べすぎると体臭、加齢臭の原因ともなります。
良い食べ物
それでは良い食べ物。アルカリ性の食品を摂ることで体のバランスが保たれ加齢臭も治まります。体臭全般、そして健康にも良い影響を与えます。
加えて抗酸化作用のある食品を摂ることで皮脂の酸化を防ぎ加齢臭の発生も抑えることができるでしょう。
【アルカリ性の食品】
アルカリ性の食品は主に植物性の食品となります。
大豆製品(大豆・納豆・豆腐など)
果物(バナナ・イチゴ・メロンなど)
海藻(ヒジキ、ワカメ、コンブなど)、
キノコ(シイタケ・シメジなど)
その他(梅干し・レモンなど)
アルカリ性食品は乳酸などの産生を抑えて私達の体の疲労も回復してくれますし、ニオイも抑制してくれます。
そして体内での余分なエネルギーを消費することなく消化され腸の働きを活発にしてくれます。
ダイエット効果を求めてアルカリ性食品を食べる人は多いですが、加齢臭など体臭の予防効果も高いのです。
抗酸化食品
抗酸化作用のある食品で代表的なのはこちら。
ビタミンE(ひまわり油、ヤシ油などの植物油・ごま、アーモンド、ピーナッツなどの種実類)
ポリフェノール(プルーン、りんご、赤ワイン、コーヒー、緑茶など)
ミネラル(わかめ、昆布、海苔など)
加齢臭は皮脂腺から出る皮脂が活性酸素により酸化されることで生じるニオイです。
この活性酸素の活動を抑制する働きのある抗酸化作用のある食品を摂ることも大切です。
酸化は病気や老化の原因ともなりますので健康のためにも積極的に摂取していきたいですね。
加齢臭に良くないのは酸性の食品。改善してくれる良い食べ物はアルカリ性の食品です。
酸性の食品を極力抑えてアルカリ性の食品を積極的に摂ること、そして抗酸化食品を摂ることが加齢臭の予防・改善へとつながります。
まとめ
体を清潔にしたり、衣類を清潔にしたり、良い香りをまとったりするのも大切ですが、根本的な加齢臭対策は体質を変えることです。
そのためには日々の食生活を考え直す必要がありそうですね。
でも、加齢臭に良くない食べ物といっても体には大切な栄養素ですので食べ過ぎには要注意ってことです。
好きなものばかり食べるのではなくて、野菜などのアルカリ性の食品や、普段あまり考えていなかったような抗酸化作用のある食品などをバランス良く食べること心掛けていきましょう。
でも、どうしても面倒、そこまでできないって方は手軽に摂取できるサプリメントが良いかもしれません。
手間暇や食材を揃えるお金のことを考えるとこちらのほうが効率的だったりもします。
どちらにしても体質改善は加齢臭対策にとって必要なこと。
ちょっとずつ頑張って行動してみましょう!
さらに、こちらの記事を読んでもらえればきっと参考になりますよ!
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